残しておきたい京ことば Vol.4
まだあるんです。
回を追うごとにいやらしさが増してるような笑
❶おまっとさん
「お待ちどうさま」をこう言われると京都に来たと感じれるんではないでしょうか。でもあまり使われなくなってきています。
❷こそばい
※前回に載せてたんをすっかり忘れてました。タブってますが違うテイストでお楽しみ下さい笑
くすぐったいこと。
「そんなこそばなるようなこと言うなよ。」とかにも用います。
ちなみに私は無類の「こそばがり」です。
心電図のときペタペタ貼られるやつは苦痛以外の何者でもありません。それと係員に「じっとして下さいね。」と注意されるのがセットになっています。
❸せせこましい
狭い様子。
「あんた、クルマでそんなせせこましいとこから行かんと広い道から行きよし。」
❹せいて、せかん
汝、別に急がなくても良いよととる事なかれ。
このフレーズの真意は「なるべく急いでや。」です。
どうかお間違えなく(^^;;
「あ、その書類な、せいてせかんけど頼むで。」
あ〜、回りくどい言い方をさせたら京都人の右に出る者はいません笑
❺◯◯もへちゃちゃもあるかい
「◯◯もヘチマもない」と同意ですが京都ではへちゃちゃがヘチマよりも登場率は高めです。
で、「へちゃちゃ」は何かと言うツッコミは受けつけておりません。
❻あ〜も、う〜もない
これも上記と同じです。使います。使うんです。でもツッコまないで下さい。
❼やっさもっさ
手こずること。
「昨日パソコンがいきなり固まって、半日やっさもっさして何とか直ったわ。」
「手こずった」と言うより、より手こずった様子を伝えたい人種なのです。京都人というのは。
❽どやす
叱られることを指します。「どやさ」とは違います。
「早よ、その仕事やっとかんとまた部長にどやされんで。」
脅迫観念に満ちたフレーズですがそれでも動かない人はいます笑
ここにきて京都検定公式テキストにあげてないのがそこそこあることがわかってきました。
ナゼこれを載せてこれは載せてないのかの検証もすすめていこうと思っています。
そうする事により、いずれテキスト編集者の知るところとなってテキストの次回改訂版から京ことばの数がわんさか増えることを目論んでいます(^^)
掛見