Good Loser
年末年始は少し慌ただしい中にも個人的には大好きな理由が存在します。
高校ラグビー、大学ラグビー、高校サッカー、箱根駅伝があるからです。
仕事をしている時はリアルタイムでは観れませんが、今はネット速報や無料ライブなどが観れますので非常にありがたい限りです。
ラグビー、サッカーでは京都の学校が揃って躍進しました。
大学ラグビーでは京都産業大学が準決勝で帝京大学と壮絶なゲームを演じましたが最後の最後に力尽きました。
後半の途中まで速報を見ていて「あ!勝てる。メイジとの決勝が観れる!」と喜んだのも束の間、結果をみて呆然としました。
高校ラグビーは京都成章が優勝候補筆頭の東福岡と五分の戦いの末に敗れ去りました。こちらも後半の途中まで「イケる!」と思ってましたが…
高校サッカーは準々決勝で東山が「絶対王者」である青森山田に先制するも逆転負けを喫しました。
夏のインターハイでも準々決勝で対戦しており2-5と差を付けられたお返しとばかりに先制点を奪います。
(結果的にインターハイを優勝した山田から2点も獲ったと高い評価だったようです。)
スコアは1-2でしたが真っ向勝負で王者を追い詰めた実に素晴らしいゲームでした。
こうして並べてみると京都の学校はいいところまでいくのに勝ち切れない何かがあるのかと思ってしまうのですが現代のレベル自体、昔とはかなり違うので「敗れてなお強し。」とすることが正義と捉えるべきかと。
特にサッカー経験者の端くれとしては今のレベルはとてつもなく高く、隔世の感が止まりません(笑)
(各競技そうでしょうが) 当時には全く考えもつかない技術、戦術があり観ている者を魅了するばかりです。
余談になりますが京都産業大学は昔から東山高校とはそこそこ太いパイプ(付属高校ではありません)があり、比較的歴史の浅い京都成章高校も「連携協定」で結ばれている(東山も)という関係にあります。
新春の各校の活躍ぶりは、この関係がますます好循環していくであろうと思わせるに十分なものでした。
個人的には東山高校は2年生の主力メンバーが多数いるとのことで今年も大いに注目したいと思っております。
年末年始に勇気と感動をくれた全てのプレイヤーに拍手。
掛見