制服とは。
先日ネットニュースで埼玉県の公立高校がユニクロ製の制服の採用を検討しているとあり「ああ、この発想は凄い。」と思いました。
仮に採用された場合は現在のものと併用していくので選択制とするようです。
ちなみにユニクロ製だと初回の費用は現状から3分の1に抑えられ、加えてスカート、パンツ、ニットなどは複数カラーから選べてコーディネイトできるということです。
高校生ともなるとオシャレに気を遣いだす年頃ですし、制服にかかる費用も少なくてすみ、現在の制服も残すという提案ですから恐らく実現する公算が高いと思われます。
懸念としては生徒が「周りが何を選ぶか気になる。」とあります。
これは女子生徒の意見だろうと思いたいところですがどうなんでしょう。
(男子よ、そんなこと自分で決めろ!)
ここで私が感銘したお寺の掲示板にあった標語を紹介します。
「人と同じは不満。 人と違うは不安。」
韻を踏みつつ人間のエゴイズムを見事に表していると思いませんか?
ある時は「前にならえ。」
ある時は「人と同じものはイヤ。」
誰しもがこの繰り返しで生きているのだろうとも感じます。
あとはユニクロ製の見た目や耐久性などの評価によって幅を利かせていけるかどうか。
今や世界のユニクロですから、その沽券にかけて高いコストパフォーマンスを提供されるはずです。
(今後の学校制服という大きなマーケット展開がこれにかかっています)
私の通っていた高校は京都市立ですが私服でした。(現在も)
特に制約が無いというか、それこそがこの高校のステータスとばかりに、みな自由気ままな服装で登校してました笑
あまり予備知識なく赴任した新任の先生が「大学みたいな高校。」と驚いていたらしいです笑
悲しいかな幼少のころから「衣」には頓着がないまま大きくなりましたので主にスポーツウェア系を着てたと思います。
この時、不思議と「制服の方がラクでいいのになぁ。」なんてことは思いませんでした。
大変だったのは女子生徒だったと気づいたのは随分あとになってからでした笑
男は2、3日同じものでも周りから言われることはありませんが女性はそうはいきませんからね。
わが社にももちろん制服が存在します。
黒基調のいたってオーソドックスなものですが、それだけにキチンと着こなさないといけないと思っています。
(画像はまた追って(^^;))
制服とは?
と問われたら私はすかさず
「戦闘に出る装い。」と答えるでしょう。
掛見