「ご指名に預かる」といふこと
先日とあるお客様から私あてに貸切注文のメールが届きました。
3月末に桜を某所から観に来られた際、たまたま私がご案内したお客様でした。
今回は観光スポットでInstagramなどに掲載するための写真撮影(身内がされている通販の宣伝のため)を朝から昼までに希望の箇所を周ってほしいと言うリクエストです。
「諸事情にて他のドライバーになる可能性がございます。」と丁重に返したところ「義妹が掛見さんを指名しています。」と。
勿体ぶったつもりは微塵もないのですが、こう言われた限りは応えるのが筋であり、調整をはかり当日は頑張ることを誓いました。
ナゼご指名いただけたかは3月のご案内を気に入っていただいたに他ならないからだと勝手に思ってますが、この様な思ってもみない嬉しいことが起こるのでこの仕事はやめれません。
伏見稲荷、八坂の塔、一本橋、金戒光明寺、岡崎神社、嵐山竹林、渡月橋と駆け足で周り相当数の画像を収めてもらうことができました。
4時間半はアッと言う間でしたがその間、貸切で動いているタクシーを見かけることはありませんでした。
このご時世に指名を頂ける幸せを存分に感じながら皆様との再会を約束し、無事お供を完了する事ができました。
観光に関して「自分にしか出来ない仕事とは。」を考えたとき、やはり先輩から聞いた「どれだけ楽しんでもらえるか。」と言う言葉が根底にあることが非常に大きいと思っています。
「幸せ」
それは「感じること。」と今回の仕事を通じて改めて「感じた」次第です。
掛見