京都検定について(3級にわか講座)
京都検定(正式には「京都・観光文化検定試験」)についてお話ししたいと思います。
京都商工会議所が主催する今年で18回目を数えるご当地検定の先駆けと言えるものです。
(2003の博多っ子検定を皮切りに翌年京都検定がスタート)
京都検定はこれまで12月の第二日曜の実施でしたが ↓ ↓ ↓
今年から3級だけ 7/11 と 12/12 に開催されることになりました。
受験者数が最も多い3級について新たな試験日を設けることで、受験者を分散させ、京都検定の安定した試験施行とともに、安心かつ安全にご受験いただきたいと考えています。(公式HPより)
仮に7月が受からなくても12月に再度挑めるというのは良いことです。
出来ることなら1級、2級も年2回としてもらいたいところですが。
(1年という間隔はどうしても間延びしてしまいます。)
ちなみに3級の過去問では
【1】豊臣秀吉が市街地を囲むかのように造営した全長約23キロの長大な土塁は何か。
(ア)御土居 (イ)聚楽第 (ウ)太閤堤 (エ)太閤塀
【2】「骨切り」という手法が用いられ、祇園祭に欠かせない京の夏の味として定着した魚は何か。
(ア)鯉 (イ)鱧 (ウ)鱈 (エ)鯖
といった内容で、公式テキストブックと過去問(ネットで出てきます)をこなしておけばだいたい合格できるのではと思います。
2級、3級は4択マークシート方式で100点満点中70点以上で合格です。
言い換えれば30問まで間違えてもOKということです笑
(合格率60~70%)
答えは【1】(ア)【2】(イ)
公開テーマ問題というのが10問出されます。
第18回 (7月) >>> [3級] は魔界都市・京都 ~鬼や妖怪、伝説等~となっています。
【本日の付録】
私の出題キーワード予想(公式テキストの「京の伝説」項目以外でピックアップしました)
※おそらく「京の伝説」の22項目から6、7問、以下から3、4問くらいの構成とみています。
★5つ → 出ます
★4つ → 出るんじゃないかな
★3つ → 出るかも
★2つ → 一応押さえで
①幽霊子育て飴 … ★★★★★(六道珍皇寺。もう絶対と言います。コレを出さずして何を出す笑)
②妖怪ストリート … ★★★★★(一条通り、大将軍商店街 妖怪とくればココはハズせません)
③北野天満宮 … ★★★★(道真公の怨霊を鎮めるため創建されてるので)
④酒吞童子 … ★★★★(大江山 鬼に関して&京都市以外ということで有力候補)
⑤船岡山 … ★★★★(魔界スポット京都代表)
⑥晴明神社 … ★★★(陰陽師です。)
⑦吉田神社/壬生寺 … ★★★(鬼といったら節分会。といったらこのどっちか笑)
⑧鬼の法楽 … ★★(廬山寺 前回出題されてるので確率低め)
⑨おかめ伝説 … ★★(大報恩寺/千本釈迦堂 ただ大報恩寺が前回違う形で出てるので…)
⑩鵺(ぬえ)退治 … ★★(源頼政、大将軍神社の組み合わせ ②とかぶるので確率は低め)
⑪一条戻り橋 … ★★(テキストには未掲載なので3級では出てこないかも)
⑫京都鉄道博物館 … ★★(鬼滅の刃の聖地。劇場版にでてくる「無限列車」のモデルを展示。)
京都は魔界だらけ、伝説だらけですが3級の難易度を考えるとテキスト&上記あたりで攻略できそうです。
鬼滅ブームは去っていますが、こういった時事的なものも出題されることがあります。
しかしこのラインナップをみると「西陣エリア」に多いことがわかってなかなか興味深いです。
12挙げたうち実際どれだけ出たかは7/11の試験後の発表を楽しみにしておいて下さい。
ちなみに個人受験料は¥3,850です。
京都以外の方の受験もけっこうあるみたいです。
ぜひチャレンジを!
これも少しはお役に立てると思います。
※「面倒くさがり」の方へ → (テキストはもう購入せずに←商工会議所さんゴメンナサイ)過去問の第10回以降全て80点以上獲れるまで繰り返しすれば受かるはずです笑
以上1級取得を夢見る掛見でした^_^