忘れかけのキンモクセイ
例年10月上旬には香ってくるキンモクセイの甘酸っぱい匂いがたまらなく好きです。
しかしそれを感じることなく「アレ?もう終わったんかな?」と思ってると…
ようやく濃いオレンジ色の小さな花が見られるようになりました。(あまり濃くないような…)
これだけズレ込んだのは10月に入ってからも30℃を超える日が続いたからなのでしょうが平行して紅葉も進行してるので何かすごく損している気分です。
中国が原産で江戸時代に日本に持ち込まれ広まっていったので自然分布はないとのこと。(北は秋田、南は九州)
キンモクセイは漢字で「金木犀」と書くのは知ってましたが何故「犀」なのか。調べてみると樹皮が動物のサイの皮膚みたいだからだそうです。
キンモクセイの花も出番がいつもよりかなり遅くなったことで、やや元気さに欠けるようにも感じますがいつものようにあの頃を想起させてくれるような独特の香りを漂わせてほしいと願っています。
掛見